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EAが動かない・止まる原因チェックリスト

EAが動かない・止まる原因チェックリスト

EAが注文しないとき、原因の多くは EA の中身ではなく「設定」と「環境」です。上から順に確かめると、ほとんどはここで見つかります。

まず見る場所:エキスパートと操作履歴のログ

MT4 の下の「ターミナル」にある「エキスパート」「操作履歴」タブを開きます。エラーの文が出ていれば、それが一番の手がかりです。何も出ていないなら、EA が「注文の条件を満たしていない」か「そもそも動いていない」かのどちらかです。

A. そもそも EA が動いていない

  1. 自動売買ボタンがオフ:上のツールバーの「自動売買」が緑か。VPS の再起動後や、誰かが押してオフになっていることがあります。
  2. EA ごとの許可がオフ:チャートに貼った EA の設定「全般」で「自動売買を許可する」にチェックがあるか。
  3. 違うチャートに貼っている:EA が想定する通貨ペア・時間足のチャートか。M1 用の EA を H1 に貼ると、条件の判定が変わります。
  4. MT4 が落ちている:VPS が再起動して MT4 が立ち上がっていない。スタートアップ登録は設定手順の6番を参照。

B. 動いているのに注文が通らない

  1. 銘柄名の違いUSDJPYUSDJPYp のように、FX 会社ごとに銘柄名の「おしり」が違います。EA の銘柄名の設定と気配値表示を見比べます。
  2. ロットが小さすぎる・大きすぎる:口座の最小ロット(0.01 など)や最大ロットの範囲外だと、注文は拒否されます。ログに「invalid volume」系のエラーが出ます。
  3. 損切り・利確の幅が近すぎる:FX 会社が決めた「現在値からの最小距離」より近いと拒否されます(ログに「invalid stops」系)。
  4. スプレッドや時間帯のフィルター:EA が「スプレッドが広いときは入らない」「この時間は入らない」と作られていると、条件に合う時間まで何もしません。早朝のロールオーバーの時間帯は、スプレッドが広がりやすいです。

C. しばらく動いた後に止まる・おかしくなる

  1. サインアウトで抜けた:リモートデスクトップを「サインアウト」で抜けると MT4 ごと終了します。抜けるときは × で切断します。
  2. 時刻のずれ:MT4 のサーバー時刻と日本時間は違います(夏時間でも変わります)。「日本時間の何時に」と作った EA は、ずれの計算を間違えると入る時刻がずれます。
  3. マジックナンバーの重複:同じ口座で複数の EA を動かすとき、マジックナンバー(EA が自分の注文を見分ける番号)が同じだと、別の EA の建玉を自分のものと勘違いして決済することがあります。
  4. VPS のメモリ不足:MT4 やチャートを増やしすぎると、動作が重くなったり落ちたりします。タスクマネージャーでメモリの使用率を確認します。

止まっても気づけるようにする

MT4 の「ツール → オプション → 通知機能」で、スマホの MT4 アプリにプッシュ通知を送れます。EA 側で「起動した」「エラーが出た」ときに通知する作りにしておくと、止まったことにすぐ気づけます。

よくある質問

EAを貼ったのに何もログが出ません

自動売買ボタンと、EA の設定の「自動売買を許可する」の両方を確認してください。どちらかがオフだと、EA は注文を出しません。EA によっては、起動時にログを書かない作りのものもあります。

バックテストでは注文したのに、本番では注文しません

銘柄名の違い、口座の最小ロット、スプレッドの広さ、損切り幅の最小距離など、本番の口座の条件がテストと違うことがよくあります。操作履歴のエラーの文を確認してください。

VPSを再起動したらEAが止まっていました

MT4 がスタートアップに登録されていないか、Windows の自動ログオンが設定されていない可能性があります。再起動後に MT4 が自動で立ち上がるか、一度試しておくと安心です。

公開 2026-09-15/更新 2026-09-15